日頃 良く使っている言葉の中にも いざそれを 漢字で書け!、読め!と言われると
咄嗟には ???となってしまうものが 結構有るものだ。
もちろん 漢字博士、クイズ王等 勉強家、努力家の方々には ちょろいのかも知れないが
不勉強な爺さんには、それらが目に止まった瞬間、
「へー!そうなんだ!」
今更になって 目から鱗の気分になる。
先日 読み終えた 藤沢周平著 「霜の朝」には 時代小説、短編11作品が収録されているが
その一つに 「嚏」が 有る。
ふりがなが付されており ふりがなが無くても 文中では 前後の文章から おおかた察しが付きもするが、
多分 今まで 書いたことも無ければ 読んだことも無い漢字のような気がする。
読み
「くしゃみ」
意味
「鼻の粘膜が刺激された時 呼吸筋が不随意的、発作的に攣縮し、
吸い込んだ空気が鼻、口から激しく放出される生理現象」
季語
「冬」
花粉症の季節に限らず 1年中、クシャミ、セキと付き合っている老夫婦、
なのに 「嚏(くしゃみ)」とう漢字を これまで 意識したこともなかった。
せっかく 目に止まって 辞書やネットで調べてみても すぐにまた忘れてしまう爺さん、
記憶するなんてこと、とても出来っこないが
頭の体操のつもりの「読めない書けない難漢字」、
無数にありそうだ。