当地 昨日の好天とは打って変わって 冷たい小雨が降り続いている。
どうも 夜半から降り始めたようだ。
日中の気温は 朝方よりむしろ下がってきて 7度前後になり
体感的には 真冬の寒さだ。
サトイモの収穫、タマネギの苗植え付け等 畑仕事も気になるところだが・・・・・・、
今日は無理。
されば・・・ということで、
小雨降る中、バスで市の中心部の公共ホールへ。
あらかじめ 新聞折込チラシで承知していた、良い映画を見る会主催の映画を鑑賞してきた。
近辺に映画館が1館も無くなってしまってから数十年、
昨年までは ほとんど 映画館やホール等に出向いて、映画を観る等 皆無だったが
今年になってから 近くで そんな映画を観る機会が有ることに気づき、老夫婦の楽しみのひとつ?に加え、出来る限り出掛けようと決めているのである。
今日上映された映画は 監督・脚本 沖田修一、
山﨑勉、樹木希林 主演の 「モリのいる場所」
物語
昭和49年の東京、
1880年生まれの画家・モリ、熊谷守一、94歳、
その妻秀子、76歳は
30年もの間 外に出ることもなく、小さな庭を探検し
草花や生き物達を飽きずに観察しながら暮らしていたが
隣りにマンション建設の危機が忍び寄ってきた。
寄り添う夫婦と
取り巻く人々との関わりを、温かな視線で描いた作品である。
一部 ストーリーの展開が分かり難いところが有ったが、
制作者がもっと高度なものを描いているとしたら
少し難しい作品だったのかも知れない。