新型コロナウイルス感染拡大で 世界が変わってしまった令和2年、
経済的な大打撃はもちろんのこと、日々の暮らし方や生き方まで変化してきたように思う。
今年も残すところ10日余りになったが 収束するどころか 感染拡大第3波に見舞われており、この分だと 年末年始は 過去経験したことのない寂しいものになりそうだ。
いつもなら 忘年会、クリスマスパーティー、各種イベント等で盛り上がっているはずのこの時期、再度、不要不急の外出自粛要請が出され、ほとんどが中止に。
「来年の師走に延期忘年会」
楽しい話題が少なかった令和2年、
せめて 川柳で笑い飛ばして、新年を迎えたいものだ。
「川柳で笑って忘年令和2年」
(ネットから拝借無料イラスト)
公益社団法人「全国有料老人ホーム協会」が 2001年に 設立20周年を記念してスタートさせた「シルバー川柳の公募と入選作品の発表」。毎年楽しみにしている類だ。その「入選作品」を 当ブログ上でご紹介することについては 同協会のご承認をいただいているが 何度でも笑えてしまうシルバー川柳、今回は 過去の入選作品の中から 再度、お気に入り作品をいくつかご紹介してみることにする。
売るほどの病を持って長生きし (女性・58歳)
赤い糸夫居ぬ間にそっと切る (女性・52歳)
70歳年少組とはまいったな (女性・27歳)
すらすらと嘘が言えますボケてない (男性・78歳)
三回忌頃から光る未亡人 (女性・70歳)
耳遠くあの世のお呼び聴こえない (男性・81歳)
わたしの手ひっぱらないであの世から (女性・71歳)
あれはそこそれはあそこにちゃんとある (女性・60歳)
体調の良い日に医者をはしごする (男性・65歳)
おいおまえいつしか妻の名を忘れ (女性・48歳)
徘徊と噂をされて散歩止め (男性・68歳)
還暦は鼻たれ小僧おらが村 (女性・80歳)
昔酒いまは病院はしごする (女性・59歳)
(つづく)