たけじいの残日雑記懐古控

「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」・日記風備忘雑記懐古録

映画 「桜田門外ノ変」

いよいよ 今年も押し迫ったが、
午後には 特にすることも無くなり、
手持ち無沙汰になった爺さんに、
「録画して有る映画でも 観る?・・・」
テレビ奉行?の妻から声が掛かった。
やおら、テレビの前の炬燵に移動、
久し振りに 映画鑑賞と相成った。
今日は 何を観る?
何本かの映画が録画して有ったが、
その内の1本、「桜田門外ノ変」を観ることになり・・・・。

(ネットから拝借画像)

(ネットから拝借画像)

観終わってから ネットで調べてみると
桜田門外ノ変」は 吉村昭歴史小説桜田門外ノ変」を 監督・脚本 佐藤純彌、製作会社「桜田門外ノ変」製作委員会、配給 東映で 2010年に製作・公開された時代劇映画だった。

とりもなおさず、日本の未来を変えた歴史的大事件、大老井伊直弼暗殺事件「桜田門外ノ変」を 題材にした映画であるが、襲撃を指揮した水戸藩士・関鉄之介をはじめとする襲撃者達の志と事件に至った過程等 襲撃者側の視点に立ったストーリーになっている。事件後、幕府側からはもちろん、同胞水戸藩からも追われる立場となった襲撃者達、逃亡の果てに迎える凄絶な運命までを描いており、目をそむけたくなるようなリアルな斬り合い場面、自害場面、処刑場面、迫力が有り、見応えのある歴史時代映画である。
一般的常識として、歴史上の史実「桜田門外ノ変」は 知っていても、なかなか その背景や意義、襲撃者達の立場、志、生涯にまでを 知るすべが無かったが、開国か、尊王攘夷か、憂国の時代に生きた、それぞれの立場の人間像が描き出されている。

主な出演者
大沢たかお北大路欣也柄本明長谷川京子伊武雅刀、西村雅彦、生瀬勝久渡辺裕之永澤俊矢温水洋一、加藤清史郎、