たけじいの残日雑記懐古控

「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」・日記風備忘雑記懐古録

フタリシズカ(二人静)

これまでやたら撮ってきた写真が、外付けHDに大量に溜まってきており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理を進めているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまい、そんな古い写真を引っ張り出して、ブログネタにしているという次第である。

先日、ヒトリシズカ(一人静)」を、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き込んだばかりだが、「ヒトリシズカ」から連想されるものに、フタリシズカ二人静)」が有る。草花に疎い爺さん、「フタリシズカ」という花名を知ったのも、それ程昔のことでは無い。残っている古い写真から、初めて見掛けて撮っていたのは、今から24年前、1998年だったようだが、多分、当時は、花名等、珍紛漢紛、「君の名は?」だったはずで、後年、ブログを始めてから、花名を調べて、初めて知ったような気がしている。

今から24年前、1998年5月23日に、
東京都の西部、奥多摩日ノ出山(標高902.3m)を歩いたことが有ったが、
その時撮っていた「フタリシズカ

その頃はまだ、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っておらず、
プリントしてアルバムに貼ってあったものをスキャナーで取り込んだ拙劣写真、
1枚だけ残っている。

10年前、2012年6月2日に、
東京都の西部、高尾山(標高599m)から陣馬山(標高857m)を歩いたことが有ったが、

その時撮っていた「フタリシズカ

 

7年前、2015年5月11日に、
神奈川県の金時山(標高1,212.5m)を歩いたことが有ったが、

その時撮っていた「フタリシズカ

4年前、2018年5月21日に、
東京都の西部、高尾山(標高599m)から陣馬山(標高857m)を歩いたことが有ったが、
その時撮っていた「フタリシズカ

 


フタリシズカ二人静

センリョウ科、チャラン属、多年草山野草
    別名「サオトメバナ(早乙女花)」
    和名「二人静」は、二本の花序を、能楽二人静」の静御前
    その亡霊の舞姿に例えたもの。但し、花序は、二本に限らず、
    3本以上のものも有る。
    同じセンリョウ科の「一人静」に対する花名であるが、
    姿形は、全く異なる。
原産地・分布 日本、朝鮮半島中国東北部
       日本では、北海道、本州、四国、九州等 全国各地の山林の
       比較的薄暗い場所に自生している。
草丈 30cm~60cm
   茎の先に、4枚の大きな葉を付ける。
花色 白色
   茎の先に、2本(または数本)の穂状の花序を付ける。
   1本の花序には、10数個の小さな花を付けるが、
   花には、花弁も萼も無い。
   3個の、幅の有る雄しべが内側に巻いて子包を包み、粒状の花形。
開花時期 4月頃~6月頃
花言葉 「いつまでも一緒」「静御前の面影」