たけじいの残日雑記懐古控

「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」・日記風備忘雑記懐古録

ムクゲ(木槿)


花にも疎い爺さん、ブログを始めた頃までは、我が家の庭に咲く花であろうが、道端、空き地、畑、川原等で蔓延っている野草であろうが、公園や植物園等で鑑賞出来る草木であろうが、山歩き中に撮った高山植物であろうが、見掛けても、花名も知らず、分からず、覚えられずで、ほとんど珍紛漢紛だった気がする。数多のブログを拝見するようになってから、その無知ぶりを痛感、初めて、花名等を知ろうという気になったものだったが、教えてもらっても、ネットや図鑑で自分で調べても そのそばから忘れてしまう老脳、出来る限り、ブログ・カテゴリー(爺さんの引き出し)「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き込むことで、少しづつだが、分かる草花が増えてきたように実感している。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、「爺さんの備忘録的花図鑑」は、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。


毎年、梅雨の頃から盛夏の頃に掛けて、比較的長い期間、あっちこっちで見掛ける花のひとつに、ムクゲが有る。実は、10年位前まで、我が家の猫額庭にも1本有って、白色の花を咲かせていたものだが、草木に疎い爺さん、その頃はまだ、余り興味感心も無く、花名等、珍紛漢紛で、良く似ている「フヨウ」との見分けも出来ず、よく、「フヨウ、咲いてるぞー!」等とも言っていたような気がする。数年前になってからやっと、散歩・ウオーキングの途中等で、「ムクゲ」を見掛けて、花名を同定出来るようになったものだが、思い出せなくことも有るので、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにする。

10年前、11年前、2011年8月2012年の7月に撮っていた、
我が家の猫額庭の「ムクゲ
その後、あまりにも大きくなり過ぎたため、伐採してしまって、今は無い。

 

2017年7月16日、散歩・ウオーキングの途中に撮っていた「ムクゲ

2020年6月18日、散歩・ウオーキングの途中に撮っていた「ムクゲ

昨年、2021年6月25日、散歩・ウオーキングの途中に撮っていた「ムクゲ

 

2021年8月21日、散歩・ウオーキングの途中に撮っていた「八重のムクゲ


ムクゲ木槿

アオイ科、フヨウ属(ハイビスカス属)、落葉低木、
原産地 中国、東南アジア、
    日本には、奈良時代に渡来したと言われている。
樹高 1m~2cm
   放置すると、3m~4mにも成長する。
花色 白色、ピンク色、赤色、紫色、複色、
   一重咲き、八重咲き、
   朝咲いて夕方には閉じる1日花、
   ハイビスカスに似た花を咲かせる、
開花時期 6月頃~8月頃
     次々と開花、花期が長い。
花言葉 「繊細な美」「デリケートな愛」「尊敬」「信念」「柔和」
    「説得」「説法」


木槿垣 人も通らぬ 小道かな   正岡子規
木槿咲く 塀や昔の 武家屋敷   正岡子規
君が門 木槿見て行く 別れ哉   正岡子規


(蛇足)

木槿」は、韓国の国花なのだそうだ。
元大統領で服役中のパククネの漢字名は「朴槿恵
木槿」から、なんとなく連想されてしまう。