「港の灯(Harbor Lights、ハーバー・ライト)」
ビリー・ヴォーン(Billy Vaughn)楽団演奏の「港の灯(Harbor Lights、ハーバー・ライト)」を、最初に聞いたのは、記憶曖昧だが、若い頃、昭和30年代~40年代、ラジオからだったような気がする。当時も今も、特別、音楽に傾注していたわけでもなく、音楽は、なんとなく聴いている類であるが、あの頃、「港の灯」で、ビリー・ヴォーン サウンドに魅せられてしまい、たちまち、ビリー・ヴォーンの信者?になってしまったのだと思う。当時、熱に浮かされて、何枚かのドーナツ盤レコードやLPレコードを買ったりし、しょっちゅう聴いていたものだが、溝が擦り減り、雑音混じりになっても未だに捨てること出来ず、八十路過ぎても尚、時々針を落としている始末である。
「浪路はるかに」「峠の幌馬車」「白い夜霧のブルース」・・・等々、どれもこれも、好きな曲ばかりだが、やはり、「港の灯」が、一番先に思い浮かぶ。
今更になってネットで調べてみると
「港の灯(Harbor Lights、ハーバー・ライト)」は、元々、1937年(昭和12年)に、ヒュー・ウイリアムズが作曲、ジミー・ケネディーが作詞で楽譜が発表され、最初、アメリカの歌手、フランク・ランクフォードが歌い、続いて、イギリスの歌手、ヴェラ・リンが歌い、ヒットした楽曲だったのだそうだ。
その後、パット・ブーン、エルヴィス・プレスリー等、数多の歌手や楽団がカバーし、当時、日本でも、良く聞かれるようになったようだ。
なかでも、ザ・プタラーズ(THE PLATTERS)の「港の灯(Harbor Lights、ハーバー・ライト)」が、最もヒットしたことから、「港の灯」と言えば、「ザ・プラターズ」というイメージが出来上がっていたようにも思う。
ビリー・ヴォーン楽団演奏の「港の灯」 (YouTubeから共有)
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