これまで、散歩・ウオーキングの途中や山歩き、畑地や我が家の猫額庭等で、やたら、コンデジで、カシャ、カシャ撮ってきた花の写真が、外付けHDに大量に溜まっており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理をしているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまったりもする。
そんな古い花の写真の中から目に止まった花の写真を引っ張り出して、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにしている。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。花名を調べたり、知ったところで、ナンボになる分けでも無しだが、脳トレ、ボケ防止の一助になるかも知れない等と、勝手に思い込みながら・・・。
「ザゼンソウ」
今から26年前にもなる、1999年3月28日、まだまだ、時間的、精神的、経済的余裕の無い自営業を続けていた頃だったが、忙中敢えて閑を作り?、妻と二人で、埼玉県秩父に有る「熊倉山」を訪れたことが有った。その山歩きの途中で見掛けて撮っていた「ザゼンソウ」の写真が有る。
当時はまだ、バカチョンカメラ(ポケットサイズのフィルムカメラしか持っておらず、拙劣写真ではあるが、1枚だけプリントしてアルバムに貼って有り、以前、スキャナーで取り込んだものだ。
それまでは、「ザゼンソウ」等という植物、知らず分からずだったが、初対面で、「これが、ザゼンソウか・・・」、目から鱗・・・だったような気がする。
その後何年も、「ザゼンソウ」を直に見る機会等無かったが、
ブログを始めてから数年後のこと、相互フォロワー登録している方のブログ拝見で、
山梨県甲州市の玉宮地区に、「ザゼンソウ」の群生地が有ることを知り、
思い立って、2017年3月16日、妻と二人で訪れたことが有った。
丁度 見頃を迎えており、感激、
やたら、コンデジで撮ってきた写真が、外付けHDに保管してあり、
その内の何枚かを引っ張り出してみた
ザゼンソウ(座禅草)
サトイモ科、ザゼンソウ属、耐寒性多年草、
別名「ダルマソウ(達磨草)」
和名「座禅草」は、花の姿が、座禅を組んでいるお坊さんに見立てられたことに
由来している。
ミズバショウ(水芭蕉)と同じく、サトイモの仲間。
自ら発熱し周りの雪を溶かす性質がある。
原産地 北アメリカ、北東アジア、日本、
山間地の湿地に自生している。
草丈 10cm~30cm、
花色 淡黄色、
開花時期 2月頃~5月頃、
早春、雪解けの頃、山の谷沿いや山地の湿地で開花する。
ミズバショウよりやや早く開花する。
花言葉 「沈黙の愛」「ひっそりと待つ」
(追記)
相互読者登録している葉山子さんから、
コメントで、教えていただいた俳句。
流水偈脚下に聴きて座禅草
写経まだほんの三行座禅草
座禅草己がくらがり顧みる