毎年 この時期 周辺の山林、河原、民家の庭木、転々と飛び回り やたら 大きな声で囀る野鳥があります。「画眉鳥(ガビチョウ)」です。もともとは 中国南部から東南アジア北部にかけて 生息している野鳥ということですが 愛玩鳥として 日本にも輸入され 何らかの原因で 野に放たれたことから 繁殖力が強く 凄い勢いで 分布を広げてきた鳥。特定外来生物に指定されていて 侵略的外来種ワースト100にも 選定されているということです。
野鳥に無関心だったせいも有りますが 子供の頃から つい10年位前まで 「画眉鳥(ガビチョウ)」なんて鳥 全く知りませんでした。我が家の庭木にまでやってきて 賑やかに囀る鳥があり しばらくは なんていう鳥だろうと いろいろ調べたことも有りましたが 外来種のため 一般の鳥図鑑には 載っておらず 結局 知人から教えてもらって 知った鳥です。
中国では その囀りを楽しむため 愛玩鳥として 一般的に飼われていて 囀りを競ったりしているようですが 余りにも 大きな声で囀るため 騒音と捉えらている場合もあるようです。もちろん 日本の都市の住宅事情では とんでもないことになりそうですが。
ただ 新緑の里山風景の中で 聞く分には しゃべくりまくるような独特な囀りは 心地よいBGMになります。ただ 好き嫌い有り、「うるさい!」と 嫌う人が多いことも 事実です。皆さんは いかがでしょうか。
何年か前 我が家の裏の庭木で 独演?していた画眉鳥(ガビチョウ)。ピンボケですが。
顔つき?が いかにも 外来種。
野鳥の写真撮影程 難しいものは無いと 常々思っていて 見事にとらえた プロ、アマ写真家の作品を見るにつけ すごーいと 思ってしまいます。多分 野鳥に対する知識はもちろん 視力、聴力、忍耐力、時間的余裕、執念、野鳥撮影に適したカメラ、レンズ 等々 全てを 持ち合わせないと いい写真等 撮れっこないということでしょうか。