たけじいの残日雑記懐古控

「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」・日記風備忘雑記懐古録

大根 最後の間引き 一本立ちに

10月も中旬、
「天高く馬肥ゆる秋」の候・・・、
の はずなのに、 
当地 相変わらず 曇や雨、曇時々雨、曇のち雨・・・等という天候が続いており、
澄み渡り 空が高く見える、安定した秋の空が なかなかやってこない。
湿った畑は、敬遠したいところ・・・、
仕方なし・・、
ドロだらけになる覚悟で畑へ。

(1)大根、3回目の(最後の)間引き、1本立ちに、
  昨年より やや早く 生育しているような気がする。

  間引きした大根菜
  塩漬け?、茹でてお浸し?

「天高く馬肥ゆる秋」とは、 
澄んだ秋空や快適な秋の気配を表現する際によく使うが、
元々は 中国の故事から由来したもの。
唐の詩人 杜審言の詩 「蘇味道に贈る」に記されている前漢時代の出来事に そのルーツがある。
前漢は 北方の遊牧民族国家匈奴と 度々争いを繰り返していたが 匈奴は 秋になると収穫物を奪いに強い騎馬で侵入してくることが多かった。
匈奴との戦いを指揮した前漢の将軍 趙充国が 敵襲に備えよと皆に警戒を促した言葉が、
「雲浄くして妖星落ち 秋高くして塞馬肥ゆ」(秋になると 匈奴の馬が大きく育ち その馬で攻め込んでくるから警戒せよ)、
元々は 「秋の敵襲に備えよ」という意味合いだったのだ。
匈奴滅亡後に 現在のような意味合いで 使われるようになったということだ。