たけじいの残日雑記懐古控

「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」・日記風備忘雑記懐古録

ふっと思い出した故郷の言葉 No.88 「ぶう」

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「ニワトリの餌やり、チャンバラごっこ
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.88 「ぶう」

「おんぶする」「背負う」という意味合いで、使ったり、聞いていたような気がする。

例えば

「アンチャ、コノコケガシテ、アルケンソイ、ブウテヤンナイヤ」
(おにいちゃん、この子怪我して、歩けませんので、おんぶしてやりなさい)

「ソノコ、オモイソイ、ダッコスルヨリ、ブウタホウガラクダゼネ」
(その子、重いですから、抱っこするより、背負った方が楽ですよ)