たけじいの残日雑記懐古控

「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」・日記風備忘雑記懐古録

グミ(茱萸)

先日、散歩・ウオーキングの途中で撮ってきた写真の中に、赤い実が有った。やはり、見当が付かず、「君の名は?」「何の実?」だったが、直ぐに、相互フォロワー登録している方から教えていただき、「グミ」の実であることが分かった。
「グミ」・・・・で思い出した。昭和20年代、30年代、北陸の山村で、幼少だった頃の話、近所の子供達と連れ立って、近くの川へ、ウグイやフナ等、魚とりに、よく行ったものだが、そんな時、川原に自生していた「グミ」の実を食べたことも有ったのだ。ただ、顔をしかめるような酸っぱさ、渋さだけが記憶に残っていて、実の形や色、木の姿等は、すっかり忘れてしまっていたようだ。もちろん、その花等を見たことも無かったわけだが、最近のこと、「グミ」の花を撮っていたことも思い出し、「ブログ内検索」してみた。それは、昨年の3月、4月のことで、その時も、やはり、花名知らず分からずで、「君の名は?」だったが、相互フォロワー登録している草木に詳しい方から、「グミの花」であることを教えていただき、「へー!、そうだったの」、目から鱗になったものだった。また、忘れてしまわない内に、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き留め置くことにする。

先日、2022年5月27日に撮っていた「グミ」の実

昨年、2021年3月28日に撮っていた「グミ」の花

昨年、2021年4月5日に撮っていた「グミ」の花


グミ(茱萸

グミ科、グミ属、落葉低木、常緑低木、
   別名 「シルバーベリー」
原産地・分布 アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、等
       およそ60種類程有り、夏冬の気温差が有る日本の気候にも
       適応している。
樹高 1m~3m
   生け垣等にされる低木性のもの他、大木になるものも有る
花色 白色、薄黄色、
   花弁が無く、筒状の萼の先端が4つに分かれている。
   花後、その筒状の萼の根元に実が出来る。
   熟して赤くなった実は、食用にもなるが、商品として店頭に並ぶことは
   ほとんど無い。
開花時期 4月頃~5月頃
花言葉 「用心深い」「野生美」「心の純潔」