「百人一首」で、「恋」を詠んだ歌と言われているものは、一般的に、42首とされているようだ。足掛け3年に渡って、順不同、気まぐれに、ブログ・カテゴリー「懐かしい小倉百人一首」に、書き留めてきたが、出揃ったところで、整理、まとめてみた。
古い記事を、クリック、クリック・・・・、で、簡単に、こんなまとめ方が出来るのも、デジタルのおかげ、便利な世の中だとつくづく思う。
「百人一首」で「恋」を詠んだ歌(42首)
歌番号
🔴13 筑波嶺の みねより落つ るみなの川 こひぞつもりて 淵となりぬる
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🔴14 陸奥の しのぶもぢずり 誰故に 亂れそめにし 我ならなくに
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🔴18 住の江の 岸によ波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ
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🔴19 難波潟 短き芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとは
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🔴20 わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身を尽くしても 逢はむとぞ思ふ
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🔴21 今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな
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🔴25 名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな
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🔴27 みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ
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🔴30 有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし
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🔴38 忘らるる 身をば思はず 近ひてし 人の命の 惜しくもあるかな
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🔴39 浅茅生の 小野の篠原 忍ぶれど あまりてなどか 人の恋しき
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🔴40 忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで
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🔴41 恋すてふ わが名はまたき 立ちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか
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🔴42 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは
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🔴43 逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり
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🔴44 逢ふことの 絶えてしなくば なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし
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🔴45 あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな
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🔴46 由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え 行方も知らぬ 恋の道かな
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🔴48 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな
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🔴49 みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ 物をこそ思へ
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🔴50 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな
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🔴51 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思いを
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🔴52 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな
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🔴53 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかはする
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🔴54 忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな
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🔴56 あらざらむ このよのほかの 思い出に 今ひとたびの 逢うこともがな
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🔴58 有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
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🔴59 安らはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな
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🔴63 今はただ 思ひ絶えなむばかりを 人づてならで いふよしもがな
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🔴65 恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ
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🔴72 音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ
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🔴74 憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを
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🔴77 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思う
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🔴80 長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れてけさは 物をこそ思へ
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🔴82 思ひわび さても命はあるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり
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🔴85 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり
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🔴86 嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな
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🔴88 難波江の 芦のかりね ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき
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🔴89 玉の緒よ 絶えなば絶えぬ ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする
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🔴90 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず
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🔴92 わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かわく間もなし
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🔴97 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ
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もういくつ寝るとお正月
あの頃は 家族で正月 かるた取り
昭和は遠く なりにけり
(ネットから拝借イラスト)